冷却ペットボトルカバー開発経緯

167km完走した開発者 特許について
開発者が最高気温37℃の中、167km完走しゴールしました。

ツールドのと2日スタート会場

2012年、ツールドのと400に出場しました。ツールドのと400とは、能登半島を3日間かけて1周する自転車競技です。スピードを競うのではなく完走することが目的です。3日間走ると400km以上の距離になります。

この年、3日間とも最高気温が36℃以上になりとても暑かったのです。そのとき、自転車用のドリンクボトルの中は風呂のお湯のようなぬるま湯になります。飲んでもスッキリしません。そこで、簡単に電力を使わずにボトル内を冷却する方法がないものかと考えました。

熱の移動には、気化熱を奪う、電子冷却、放射冷却、熱伝導などの方法があります。

今回、屋外で電源を使わずに簡単に冷却する必要がありました。そこで、気化熱を奪う方法に着眼しました。

ただボトルに巻いた繊維を濡らして気化熱を奪えばよいのですが、太陽光が当たり温度が上昇し濡らした水が短時間で蒸発することになります。これでは、効率よく冷却することができません。

濡れた繊維を日陰にして風だけを中に通すことはできないか考えたところ、モノフィラメントの糸を使ったダブルラッセル生地で濡れた繊維を覆う方法です。

これであれば、保水層を日陰にして保水層に風を当てることができます。

こうして、冷却ペットボトルカバーが開発されました。